授賞式が始まり

各賞が発表されます。
私も企画もの系部門で賞をいただきました。
何か壇上でコメントを言った気がしますが、緊張しすぎて何も覚えていません。
きっと物凄い恥ずかしいことを言ったに違いないです。
同じテーブルで広場賞を受賞された
「いきますわよ」の陶子さんとお話させていただきました。
とても明るい方で、私のような根暗で口数も少なく、
人の目を見て話せない駄目人間と口をきいてもらえました。
授賞式後に懇談会というものがあったのですが、
他の方々の素晴らしい作品が選ばれた中で、
いとうせいこう氏が「普通選ばれないだろうから選んでみた」
という理由で間違って会場にきてしまった私は、
他の方とお話するのも恐れ多く、もしかしたら怒られるんじゃないかと
ビクビクしながら出された食事を食べていました。
いとうせいこう氏が声をかけてきてくださり
「俺もこういうの慣れてないんだよね」
「何か浮いてますよね」
「そのエビの奴、まだ食べてないんだけど、どう?」
「からいっす」
「かたいのか、食べないでよかった」
などと、噛みあってない会話をしました。
とても楽しかったです。
その後も、
「雪降ってきましたよ」
「ほんとだ」
「今日、飛行機で来た人は大変ですね」
「飛べても、遅れるかもしれないな」
と、あまり中身のない会話をずっとしていました。
さすがに見かねたのか、ヤフーの社員のかたが話しかけてくださり
チャレンジ部のことを誉めてくださったので
浮かれていい気分になってベラベラと喋ってしまいました。
調子に乗っていました、すいません。
ジオシティーズ賞を受賞された「戦え絶滅動物」の宮川アジュさんが、
作品の絶滅動物の人形を見られるように置いていたのですが、
私は昔から壊すのが得意なので怖くて近づけませんでした。
ネガティブなことばかり書いていますが、とても楽しかったです。
お開きの時間になり、逃げるように会場から抜け出しましたが。
今後、一生触れることは無いであろう、輝く世界に触れることの出来た貴重な体験でした。